シャンプーボトル裏面の成分表記ってどういう見方をすればいいの?
頭皮や頭髪のことを考え始めたけど、成分の見方が分からなくて買えない…
そんな方のために「シャンプーの成分表記の見方」を伝授します!
さらにシャンプーに含まれる成分で頭皮に良く、安全な成分も紹介しますよ。
シャンプーは水+洗浄成分が成分の90%を占める
まずシャンプーとは「水+界面活性剤」を主成分として構成されています。界面活性剤とは言い方を変えれば洗浄成分ということです。
残りの10%ほどに成分にオーガニック成分、頭皮や毛髪に良い成分が配合されています。
つまり界面活性剤(洗浄力)がシャンプーの主成分だとも言えるわけですね。
もし「髪にツヤを出したい」や「フケや乾燥をなくしたい」とお考えの場合、シャンプーの洗浄成分(主成分)に目を向けることが大切だと言いかえられますね♪
シャンプーの成分表記の見方
まず原則として、シャンプーの成分表記は「含有量が多いものから順に表記する」というルールがあります。
含有量とはシャンプーに含まれている成分のことで、通常であれば「水」が一番最初に書かれているはずです。気になる方はご自宅のシャンプーボトルの裏を確認して見て下さい。
ではここで問題です!
下の画像のシャンプーボトルの主成分(洗浄成分)はなんでしょうか?

このシャンプーの洗浄成分はなんでしょうか?
正解は「オレフィン(c14-16)スルホン酸Na」です!
見事に水の次に界面活性剤が表記されているのが画像で分かると思います。
よく見かける洗浄成分一覧
- ラウリル硫酸Na
- ラウレス硫酸Na
- オレフィン(c14-16)スルホン酸Na
- アミノ酸
画像のシャンプーはスルホン酸という洗浄力が強い成分が配合されたシャンプーです。
スルホン酸以外にも、硫酸系と呼ばれるさらに洗浄力が強いシャンプーも薬局などでは市販されています。
さらにスルホン酸の成分について詳しく知りたい方はコチラの記事で紹介しています。
頭皮や髪に良いおすすめ成分はアミノ酸
アミノ酸系シャンプーは刺激性が非常に低く、最も安全で敏感肌方でもおすすめ出来る成分です。
アミノ酸とはタンパク質を作る成分です。我々のお肌・髪の毛・筋肉を作っているのもタンパク質。なので低刺激なんですね。
そしてアミノ酸を界面活性剤に配合したものを「アミノ酸系シャンプー」といい、最近では人気が急上昇してきているシャンプーです。
アミノ酸系シャンプーはこのような成分を含んでいます。
アミノ酸成分
- ココイル~
- ~メチルタウリン
- ~メチルアラニン
- ~グルタミン酸
- コカミド~
上記のアミノ酸系界面活性剤が組み合わさり配合されています。
例:コカミドDEA、ココイルメチルタウリンNa
シャンプーの成分・選び方は人それぞれ
最後になりますがシャンプーの成分・選び方は人それぞれです。
乾燥やフケ・敏感肌の方にはアミノ酸がオススメですが、脂っぽい頭皮には洗浄力が少し強いシャンプーがよいでしょう。
大切なことはシャンプーの成分表記の見方を知り、成分に対する理解を深めることです。
そして自分が求めているシャンプー、自分のなりたいものに近づける成分が配合されたものを選ぶことが重要です。